12月5日の週刊賃貸住宅新聞のトップ記事は
『自己破産する家主が増加』
業者にカモにされた医者や外資系サラリーマン
金融緩和で融資条件が緩くなり新たに不動産投資を始めたサラリーマンが
条件の悪い物件を購入し、破産する問題が浮上している。
共通するのは医者や外資系企業勤務などの高所得者だ。
その裏で、金融機関と不動産会社の癒着や、悪質なコンサルティング会社も暗躍している。
確かに年収が2000万円以上もありまた医師の方で50歳代までならば金融機関は
初めは積極的に融資を行うでしょう。不動産投資の経験に浅く、これまで節税といって
押し売りされた投資用区分ワンルームをいくつか所有しているオーナーが
いきなり一棟マンションのそれも自分の生活圏以外の土地勘のない場所で不動産投資を
行うことにはリスクはありますね。成功している大家さんの話も多くありますが本当に
価値のあるお値打ち物件がそうそう取得できるとは思えません。
大阪市内でも私が投資をするためにいろいろな場所を見に行きます。
良く知っているエリアとそうでないエリアがありますよね。
一戸建て、アパート、区分所有マンション(ワンルーム、ファミリータイプ)一棟マンション
何百件も見に行きましたが、その際には一定の時間をかけてその周辺のエリアに留まって
いろんな種類の物件調査をします。
自分ならこの場所のこの間取りの物件を買うだろうかと。
駅から20分以上離れた鉄骨ALCのアパートが20室あって現在の入居率が1室しか空きがないと
言われても買わない。と思った。
周りに工業団地があってその寮の需要なのかどうかはわからないが、今考えてもそういった物件は持っていること自体が精神的に良くない気がする。
買ってしまってローンの支払いが始まったらあとはオーナーの責任となりますよね。
その物件を買った時のストーリーもできれば聞きたい。
賃貸需要はあるがそれ以上にアパートの供給が大量にあって礼金がそのエリア一帯ほとんど
0円でまたそれに加えてフリーレント2ヶ月とかのキャンペーンを打ったりしている。
そんな北関東のエリアにも市場調査をやったこともあります。
自分なら買わない。そこは「よっぽど安くなければ!」
自己破産する家主が増加 とあるけどそこに至って弁護士さんに相談する。
そうすると自己破産の提案が出てくる。
自己破産しなくていいケースもあるし、それよりももっと早く改善すべきことを
速やかに実行することが肝要かと思う。
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