隣接、木造家屋の越境問題。

本来なら高知の中心地であり駅からの徒歩圏内という好立地ではでない価格であった。

しかし、何名もの購入客がそれでも見送った訳があってそれが隣接する木造家屋の越境問題である。

瓦屋根2列分、約25センチにわたり完全に当方の敷地に越境していた。

売主サイドで切り離してから決済を行う予定であったが、いざ工事をはじめてみると

通し柱がこちらの敷地内にあって相当な工事になるために出来なかった模様である。

弊社が購入した後に結局、この問題をこちら側が行うことになり、本体の外壁工事を含めたリノベーション

でも難題が多いうえにこの、隣接する木造家屋の切り離しがさらにのっかかってきた。

1階、と2階を隣地の境界線内に収めないといけない。

実際、大工と相談してかかることになるが費用時間が読み切れない。

この問題を解決しなければ、本体をリノベーション工事をして入居させたとしても

銀行の融資を付けることができない瑕疵物件のままである。

親戚に元地銀の支店長がいてこの物件について相談してみた。

銀行は壁、土台が越境している状態での融資はまずしないとのことである。

つまりは、この先売却する場合に於いても購入者にも同じことが起こりうるわけで

融資のつく物件にするためには自分でこの問題を処理しなければならない。

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