全空室アパート・バリューアップ

平成26年11月に高知県高知市で鉄骨造3階建てアパートを自社で購入する。


昨年は大阪周辺も収益物件の価格が上がってきておりいいものはすぐに売れるか水面下での取引でなかなか購入することが出来なかった。


競売物件についても各地でいろいろ試みるも入札者の多い物件ばかりに遭遇して目的を達成することは叶わなかった。


昨年夏に、高知でこの物件を見つけてから交渉の後、縁あって買わせて頂く運びとなった。


当初は相場以上で売り出されていたものの、修繕費用の高さから敬遠されなかなか買い手も見つからず


市場に放置されていたような物件であった。


1階の共用部の軒はこのような状態でありモルタルがひび割れていて危険な状況でありました。


2階のバルコニの壁面にしても同じような状況でかなりあぶない。


外観のサイディングにしてもスタンダートな安価なもので全体的に何とも安普請なアパートという印象しかない。


この物件を賃貸で貸せるようにまでするためにはどの程度の大規模改修費用がかかるか。


足場費用、解体工事費用は外観部分、と内装部分それも天井から畳、襖、障子、キッチンなどなど


どれだけ廃材が出るのかと想定しずらい。


それに加えて、地元大阪なら長年の工事チームがいて万全に望めるが、遠隔地の高知でこれを


改修するとなれば職人さんをどのように手配するかから着手しないといけない。


それでも、自分としては工務店にお願いしてお任せでやってもらう気持ちはなかった。


工事費用を際限まで安くする為にこちらからの部材支給が原則で


木工事、 設備工事、 塗装工事、 左官工事、 板金工事、 建具工事、 


サッシ工事、 電気工事、 内装工事 は私が現場で陣頭指揮を執って施工管


理と工程管理を行ってやると決めていた。


それがどんな結果となるかは別にして。


まずはパースを描いた。自分ではイメージはある程度描いていたがm、最終的なパースはプロにお願いした。


それがまた素晴らしいのだが、費用との関係でそこまでやりきれるかどうかは進みながら考えないと潤沢な資金を持ってやっているわけでもない為に決めきることは出来なかった。 続く

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