賃貸住宅フェア― 大阪 10月9日 http://www.zenchin.com/
初日 14時40分から賃貸経営セミナーでは
行動する大家さんの会 渡辺よしゆきオーナーによる「ド田舎にある空室率87.5%のおんぼろアパートでも成功できる満室大家の行動原則」
の講演があった。
聴講者はやく150名前後。
皆さん熱心に聞いておられる様子。
私の前に座っていらっしゃるのはあの、必殺大家さんではないですか。
所有戸数は400室以上、不動産ブロクでは常に1位か2位を維持する有名大家さん。
有名な大家さんの勉強熱心さには頭が下がる思いだ。
渡辺よしゆきオーナーは、別名赤鬼荘と呼んでいるこの物件を7件中6件が空いている状態から
幾多のトラブルや諸問題を解決しながら満室にどうやって持って行ったかというお話。
物件力をつけるために何をするかについて熱く語って頂いた。
この方は熊谷エリアにあるこの物件を家具・家電付き物件として賃貸募集を行い
見事、満室にされた。
通常マンスリーマンションやウイークリーマンションといった家具、家電付き物件の場合
賃貸相場の倍近くの価格で募集すると思う。実際、私の会社でそれを行っていた時は
賃貸相場が5万円だとした場合、家具・家電付きは10万円で設定し募集していました。
それを賃貸物件として家具・家電付きにして29,800円で募集するというのだから
家具家電の付加価値部分を賃料としてほとんど上乗せせずに募集を行ったということ。
通常なら60,000円ぐらいになると思うのだが彼はそうしなかった。
まずは費用対効果、投資金額を抑えるだけ抑えとにかく満室にするために
その付加価値を付けたもので勝負した。
これらは近隣への挨拶時にも物件資料オリジナル作品を配って回り
近所の飲食店、コンビニとうにも持って回ったという。
執念のオリジナル必殺物件広告!!
マンションにつけた看板も管理会社と何度かの修正の最終到達系はこれ!
これはたて900×横1800というからコンパネにそのままステッカーを張ったものを
アパートの2階共用部廊下の手すりのみやすいところに張ったのである。
これで何本も反響があり決まったという。
高級物件では逆にできない看板ではある。
折れない心を保つための言葉。
● 悲観は感情に属し、楽観は意思に属する(フランス のアラン)
● 私を完全に破壊するに至らぬ物は全て私を強くする(ドイツ ニーチェ)
最終的に赤鬼そうは満室となり、よって彼はこの物件より以下の利回りを獲得することが出来た。
おめでとうございます。
この個人大家さんの地道な努力、研究熱心さ、行動力は私も大いに学ばねばとの思いを強くした。
出来る大家さんはすばらしいといつも思っています。