賃貸住宅フェア―大阪 2日目
13時からは不動産投資セミナーブースにて 資産価値を高めるためのリノベーションによる不動産投資戦略のテーマで リノスタイル不動産の古田社長の講演があった。
現在、管理戸数420戸 で会社の所有物件は1号物件から13号物件まで
計105戸を所有。
自分自身でデザインや間取りのプランを企画してリノベーションを行われている。
阪神間から姫路エリアまでの築古物件を自社で購入されリノベーションを行い
高稼働させておられる。
コスト削減の為、工務店や建築会社には設備機器や建材は施主支給で行い
工事のみ発注されている。
施主支給は中には嫌がる工務店もあるようにおっしゃられたが、建築会社との
コミュニケーションが浅いとそれはそうだと思う。
施主支給は建築コストは安くなるが施工管理をやれる自信がないと難しいかと思う。
建具も国内のメーカーのセットされたものではなく輸入家具をあえて採用している。
コストは国内メーカーの1.5倍にはなるがその仕上がりの雰囲気はまったく違うものになるという。
無垢の扉や建具は部屋のカラーに併せて塗装することが可能なので使いやすいとも。
この辺が同じリノベーションでもリノスタイル不動産の味が出ているのだと感じる。
リノベーション物件作りのポイント!
物件をリノベーションする場合その物件はどの角度から見た感じがいいのかそこにもっともデザイン性を発揮させる。
入居者のターゲットを決める。(ここが大事)
見積りの適正価格を知るためにも、相見積は必須!
大規模改修工事の場合、施工責任がどこにあるかを明らかにする為、分離発注は原則やらない。
(※小規模な改修は分離発注をする)
設備単価を落とすためには施主支給を行う。
完成予想パースなどがあれば募集の際に積極的に使用する。(完成前に選考募集することが出来る。)
聴講者は女性の方が3割以上熱心に聞いておられました。
設備の仕入れ価格は正直、驚きましたね。
また機会があれば相談してみたいと思っている。