管理するマンションの隣接するビルの解体工事が本格的に始まった。
昭和61年の法人社屋が売買されて早くも解体されることになり
夜間9時から深夜12時まで前面道路を通行止めにして5階屋上までパワーショベル3台を
150トンクレーンで吊りあげています。
こういう場面に直接立ち会ったのも初めてですがクレーンのパワーにも改めて
驚いた次第です。
既存ビルの階段天井部分に石綿が使用されていたり外壁のパネルにも
白石綿が使われていたりしていてここまでくるのにも約2ヶ月を要しました。
白石綿は通常(クリソタイルと呼ばれる石綿)の種類で石綿6種類のなかでは
一番危険度は少ない種類と言われております。
クレーン車も夜間の作業になるためか思ったよりも騒音がなくて驚きました。
作業も約2時間程度で完了し翌朝、屋上をみるとご覧の通り3台綺麗に整列して
おりました。
さて搭屋から1階まで解体し、廃材の撤去、鉄筋の収集、運搬とこれから
どの程度で解体工事が完了するかが楽しみです。
解体後新しいマンションが建築される予定で、その設計を担当されている建築士
さんからも建築計画についても縷々説明を受けました。
解体はGLから800㎜の深さまでが解体業者の請け負う工事のようですが果たして
何日で完了するかですね。
それともう一つ気になるところは解体費用がトータルでいくらかかったか機会があれば
設計士さんにも聞いておきたいところではあります。
福岡の現場であったように道路に倒れないようにも祈るところですね。
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