またまた来ました次なる案件!
管理物件のオーナーから新規物件の依頼を受ける。
賃貸で再募集をかける予定とのことで物件を確認に現場にいく。
クローゼット前の床が急にせり上がっていて歩くと違和感を感じるほどの
高低差。
仮置きをして色合いの確認をする。
前の大工さんがバリアフリーにすることにこだわりすぎたのか敷居の
手前200mm手前で急な高さ調整をしている。
大工40年歴の職人さんに修正工事の依頼をする。
こういったフローリングの修正工事は以前も数回行ってきたが
既存のフローリングのめくり工事と前のボンドをはがすのに
時間がかかる。そこはわかっていたのでケレンの道具を運び込み
大工の応援作業に入る。
捲ってみると、手前で無理にべニアを敷いてあげていてほぼ敷居のレールと
つらいちにしている。
黒いのはフローリングの下にひく遮音ゴムマットで約5ミリ厚のもの。
写真はめくり始めたところです。
既存の張り替えない部分を慎重に傷をつけないように
しながら作業を進める。
これはフローリングを張り終えて楔とカリグギで抑えているところ。
大工さん曰く「敷居レールと面いち(つらいち)にしなくても3㎜から5㎜さがりでいけるよ」と
しかし同じ商品を探すのが時間かかりますね。
同じ幅、長さの商品を調べ上げてようやく特定できたのが
永大のL-45 ダイレクトエクセルの白。ただ6年ほど前からは
ロットがかわっていて多少の色合いは違っていて同等のものは
現在は生産されてはいなかった146㎜幅の商品でサネの規格は同じだった為救われたが
よくよく見ると半分ずつ色合いの違うの組み合わせになっている。
結局1ケースでは色合いの違うものが多く2ケース発注し、その中からできかぎり白っぽい板をより出して張り替えた部分と全体を白色に統一することが出来た。
敷居レールとフローリングの境界の溝は床用のボンドコーク、ライトアイボリーで埋めた。
一日中、大工の手元しながらフローリングの貼り方、剥し方
ボンド、壁際の施工方法、敷居際の最終の止め方まで学ばせて頂いた。
マンション用のL-45なら次は自分でできるかもしれない。