室内洗濯機置場工事を行いました。
先月、堺東にある分譲ワンルームマンションに賃貸の申込が入りました。
この物件は堺東の官庁街に近く、士業の会社が多く使用しているマンションです。
今年、4月に自社のオーナー様に比較的割安な価格でご購入頂きまして、事務所と住居の
両方で募集をしておりました。
今回、大手法人様の社員様がご入居とのことですが、室内に当初から洗濯機置場がなく
入居するにあたり、洗濯機置場工事をして欲しいとの要望がありました。
15㎡前後の狭いワンルームのためキッチンの給水管と排水管に接続して施工致しました。
昭和60年築の物件の為キッチン下のトラップからも水漏れ等もあり、専門業者が来ても
取り外すことが不可能であったため写真のような特殊な二液性の接着剤で表面から止水しました。
排水管の出口を可能な限り下から出さないとその分洗濯機置場の台の高さが高くなり洗濯機が
使いづらくなります。今回の洗濯機台の高さは200mmで 縦横は530mmです。
縦530mm×横530mm これは5KGの洗濯機が置ける寸法です。
4.2KGの洗濯機であれば470mm×470mmでも可能です。
通常洗濯機パンの市販で標準のものは縦630mm×横630mmです。
今回の造作サイズの530mmより100mm縦横に大きいと廊下から室内への
入口でかなり支障となる為、市販のものは使えなっかた訳です。
壁に蛇口を設置する案も検討しましたが見栄えと以後、事務所で募集する際には不必要となる為に設備業者と検討の結果このような形となりました。
排水管に直接差し込む場合のテープです。
このキャップは臭気止めのアキレスと呼ばれるもので50mmタイプのカクダイ製品です。
洗濯機の排水ホースを洗濯機に引掛けるプラスチック止めがあるため実際はこのアキレスは
排水ホースを切断しないと利用できないと思われます。
2017年10月16日発行の賃貸住宅新聞によると
「この設備がなければ入居者が決まらない」TOP10として
単身者向けの第一位は 室内洗濯機置き場でした。
無ければ入居してもらえず「あって当たり前」の声が多いと。
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